カプサイシンの効果は副腎皮質に働きかける。具体的な4種の効果。

カプサイシンの効果を説明します。

カプサイシンは、トウガラシの辛み成分です。
カプサイシンはトウガラシの種子やめしべの一部に含まれており、体内に入ることによって様々な影響を与えることになります。

  • エネルギー代謝の促進
  • 肥満の解消
  • 冷え性や肩こりの解消
  • 疲労回復の促進

また、補助的な作用としては食欲不振の改善や糖尿病のリスク低減などの効果があることも確認されています。

以下、カプサイシンの効果について、詳細を説明していきます。

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エネルギー代謝の亢進

カプサイシンには、代謝向上効果があります。
カプサイシンが体内に入ると副腎皮質に働きかけ、ノルアドレナリンやアドレナリンなどのホルモン分泌が促されます。

エネルギー代謝が活発になるということです。

エネルギー代謝が活発になるということは、「多くの熱を生み出す」ということになり、体脂肪の減少、冷え性や肩こりの改善、疲労回復の促進などの様々な好影響が生まれる要因になります。

肥満の解消

カプサイシンには、肥満の解消作用があります。
カプサイシンによって分泌が促されるノルアドレナリンやアドレナリンには、エネルギー代謝を活発にするという働きがあるためです。

  • 肝臓や筋肉のグリコーゲンを分解する
  • 体内の体脂肪を燃焼させる

カプサイシンは、体の熱生産をダイレクトに高めます。
トウガラシを食べた後に「体が熱くなる」「汗をかく」などの変化が起こるのは、カプサイシンによって熱生産が高められているためです。

注意点として、辛みと熱生産は無関係であることが挙げられます。

肩こりや冷え性の改善

カプサイシンには、肩こりや冷え性の改善作用があります。
カプサイシンが体内にはいることによって、「体の熱生産が高まる→体温が上昇する→血行(血流)が良くなる」という仕組みによるものです。

  1. 交感神経の活性化
  2. 体温の上昇
  3. 血行がよくなる

カプサイシンは直接的に熱生産を高めます。
摂取した直後から基礎代謝量が上昇しますので、肩こりや冷え性に対する効果としては即効性があるのです。

疲労回復の促進

カプサイシンには、疲労回復を促す作用があります。

スタミナ料理の多くには、ニンニクとトウガラシが使われています。
ニンニクの血流改善効果とトウガラシ(カプサイシン)の代謝向上効果の相乗作用により、スムーズな老廃物の除去につながるためです。

  • ニンニク(スコルジニン):末梢血管の拡張
  • トウガラシ(カプサイシン):エネルギー代謝の向上

もちろん、カプサイシンが万能だというつもりはありません。
しかし、毎日の食事管理やサプリメンテーションにて「カプサイシンを摂取する」ということは、有効な疲労回復のアプローチだといえます。

まとめ

カプサイシンには、様々な作用があります。
主なものとしては「エネルギー代謝の促進」「肥満の解消」「冷え性や肩こりの解消」「疲労回復の促進」などです。

  • エネルギー代謝の促進
  • 肥満の解消
  • 冷え性や肩こりの解消
  • 疲労回復の促進

これらの作用はカプサイシンが副腎皮質に働きかけることによって、ノルアドレナリンやアドレナリンの分泌を促し、熱生産を高める(エネルギー代謝を高める)ことが主な要因になっています。

カプサイシンの作用と辛みには、関連性がありません。
辛みが苦手であったり刺激が強すぎる場合には、カプシエイトなどのサプリメントを有効活用することも選択肢のひとつとしてはおすすめできます。