ゼビオや山善のダンベルはおすすめしません。
はじめて自宅でのダンベルトレーニングを計画している場合、近所のスポーツ量販店やホームセンターなどで「入手しやすいダンベルセット」の購入を計画している方も少なくないはずです。
僕は、そうでした・・・。
しかし、ダンベルの購入には「必ず押さえておかなければいけないポイント」があります。スポーツ量販店やホームセンターで販売されているダンベルの多くは「独自規格」で作られており、拡張性がありませんので注意してください。
特殊なシャフト径とプレート穴径
ゼビオスポーツや山善のダンベルは、シャフト径とプレート穴径に独自規格が採用されています。
- BODYMAKERなど:シャフト径28mm、プレート穴径29mm
- ゼビオなど:シャフト径30mm、プレート穴径31mm
一般的なダンベル(BODYMAKERやIROTECなど)は「シャフト径28mm、プレート穴径29mm」であり、ゼビオスポーツのダンベルは「シャフト径30mm、プレート穴径31mm」となっています。
独自規格で作られているダンベルを購入してしまうと、プレートを買い足す際に「同じメーカーのプレートを購入しなければならない」「プレートやシャフトがラインナップされていない可能性がある」などのデメリットが生じます。
僕の失敗談
僕の場合、はじめに20kgセット(10kg×2)のダンベルを購入し、後に5kgプレートを4枚買い足して40kgセット(20kg×2)として使っていました。しかし、これ以上のプレートを買い足すことは不可能であることに気がつきます・・・。
シャフトの長さが足りないのです。
40kgセット(20kg×2)というのは、一般的な成人男性であれば「数ヶ月で負荷不足を痛感する重量」でもあります。
そのため、これ以上の重量(20kg×2)でのトレーニングをしたいのであれば「ゼロから買い直さなければいけない」という状況に陥りました。
結局、ゼロから買い直しています・・・。
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40kgセット(20kg×2)では役不足です。
成人男性が真面目にトレーニングに取り組んだと仮定すると、どんなに非力な方であっても、大筋群のトレーニング(下半身、胸、背中などのトレーニング)では、40kgセットでは満足できなくなることは確実です。
今現在、「40kgセット(20kg×2)でも十分に効果的なトレーニングができている」場合であっても、神経系のトレーニングには高重量が必要になってきますし、プレートに余裕がある方がトレーニング内容の幅が広がります。
ダンベルを買い直すのは、すごく大変です。
これらのことからも、これからダンベルの購入祖考えているのであれば、「シャフト径28mm、プレート穴径29mm」のダンベルセットを購入することをおすすめします。
まとめ
ゼビオスポーツのダンベルは、おすすめしません。
シャフト径やプレート穴径が独自規格で作られているため、プレートやシャフトの買い足しが難しくなりますので注意してください。
特に、長期的に筋力トレーニングを続けていく気があるのであれば、28mmシャフトのバーベルにも使い回すことのできる「シャフト径28mm、プレート穴径29mm」のダンベルセットを選ぶことをおすすめします。
ダンベルは、一度購入してしまうと買い直すのが難しい器具です。
余計な手間や出費に悩まされないためにも、独自規格で作られているダンベルやプレートは避けておくのが無難な選択となります。