運動によるストレス解消のメカニズム。おすすめは単調な運動?

運動は、ストレスの解消につながります。

特に注目して欲しいのが、有酸素運動です。
ウォーキングやバイクなどの単調な運動には、「睡眠の質を高める」「脳がリラックス状態になる」などの効果があるためです。

  • 睡眠の質を高める
  • 脳がリラックス状態になる

「睡眠は関係ないのでは?」と思われるかもしれません。

しかし、睡眠とストレスは密接に関わり合っています。
強いストレスを受けると、「睡眠の質が落ちる」「睡眠時間が長くなる」などの傾向が強くなるのはこのためです。

以下、ストレス解消に有酸素運動をおすすめする根拠を説明していきます。

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エネルギー消費とストレス

ストレスが解消されると、睡眠の質が高まります。
そして、睡眠には「覚醒時のエネルギー消費量が大きいと、睡眠の質が高まる(深い眠りにつける)」という特徴があります。

これは、高齢者を対象にした調査によって確認されています。

高齢者の睡眠には、「深い眠りが少ない」という特徴があるのですが、覚醒時のエネルギー消費量の多いグループでは、「睡眠の質が維持できている(深く眠れている)」という傾向を示すのです。

このことからも、「覚醒時のエネルギー消費量が大きい=質の高い睡眠がとれる=ストレスが解消されている(脳細胞がリラックスできている)」のように考えられます。

精神的につらいときこそ、運動が効果的なのです。

単調な運動のメリット

単調な運動は、ストレスの軽減に役立ちます。

脳は、飽き性です。
複雑な作業には強く反応しますが、単調な作業(単純作業)にはすぐに慣れてしまって反応することを止めてしまいます。

ストレスは、脳のオーバーワークであると言えます。

単調な作業は、脳細胞の反応を停止させます。
脳細胞の反応が停止する(考えなくなる)ことによって、過剰なストレス状態がリセットされてリラックスできるようになるのです。

有酸素運動(ウォーキングやバイクなど)であれば、「覚醒時のエネルギー消費量の上昇」と「ストレス状態になっている脳細胞のリセット」が同時に行われることになり、結果として効果的なストレス解消につながります。

まとめ

運動は、ストレス解消に効果的です。

特におすすめしたいのが有酸素運動です。
有酸素運動であれば、「覚醒時の消費エネルギーの上昇」と「ストレス状態になっている脳細胞のリセット」を両面から解決することにつながります。

この場合、何も考えずに動作することがポイントです。
運動効果を狙ってフォームや心拍数を気にしてしまうと、脳細胞がリセットされませんので、何も考えずに歩く(またはバイクをこぐ)ことが重要です。

よって、慣れている動作(歩くことや自転車に乗ること)である必要があります。・・・走り慣れていない人のジョギングなどでは、動作が複雑すぎますので注意してください。