伝える(伝わる)方法。自己満足の主張にならないための要件とは?

伝えるためには、技術が必要です。
「伝えること=思いの丈をぶつけること」だと考えているのであれば注意が必要であり、特にビジネスの場では建設的な行動にはつながりません。

しかし、必要以上に難しく考える必要もありません。
「相手が何を望んでいるのか?」「主張(回答)に対する根拠が適切であるのか?」などの要件が満たされていれば伝わる主張となります。

以下、伝えるための基本的な要件について説明していきます。

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自己満足な主張になっていないか?

まずは、「相手の知りたいこと」を正確に把握することです。

「伝える」と聞くと、どうしても自分主体で考えを展開してしまいがちになりますが、伝えるという点においては「相手が何を知りたがっているのか?」が重要であり、相手主体で展開していく必要があります。

  • 自分主体:個人的な思いの丈
  • 相手主体:知りたがっている情報

特にビジネスの場合、個人的な「思いの丈」には価値がありません。

自己満足な主張には注意してください。
「相手の知りたいこと」を把握できてなければ、建設的な議論にはつながりませんし、相手も暇ではありませんので悪い印象を与えてしまうことにもなりかねません。

伝えるべきメッセージになっているか?

相手には、伝えられるべきメッセージがあります。
個人的な意見を聞きたいのではなく、建設的な議論(行動)につながるメッセージを期待していますので、「思いの丈」ではだめなのです。

そして、伝えるべきメッセージには3つの要件があります。

  • テーマ(課題)
  • 主張(回答)
  • 相手に期待する反応

伝えることの主役は、主張(回答)です。
しかし、「テーマ(課題)」がうやむやになっていれば自己満足な主張になってしまいますし、「相手に期待する反応」が決まっていなければ伝える意味がありません。

伝えることは手段であり、目的ではないのです。

答えを正しく伝えられているか?

いくら主張(回答)が正しくても、伝え方に問題があれば意味がありません。

  • 結論:課題に対する回答が述べられているのか?
  • 根拠:結論に至った根拠に納得できるのか?
  • 方法:結論がアクションである場合、具体的なやり方を提示しているのか?

主張(回答)は、相手に行動を起こさせるためのものです。
結論には、結論を支えるだけの明確な根拠が必要ですし、結論が何らかのアクションである場合は具体的なやり方を提示する必要があります。

伝えるためには、論理的である必要があることになります。

まとめ

伝えることとは、思いの丈をぶつけることではありません。
相手には必ず「伝えられるべきメッセージ」がありますので、テーマ(課題)と相手に期待する反応を明確にして論理的に結論を述べる必要があります。

  • 結論
  • 根拠
  • 方法

「どのような行動が起こるのか?」を明確にしておくことです。
結論を支えるだけの根拠が示されていなければ相手は納得できませんし、結論が何らかのアクションになる場合には具体的なやり方が提示されている必要があります。

伝えることとは、納得してもらうことでもあります。