howツリー(イシューツリー)。解決策を探るためのロジックツリー。

howツリーは、解決策を探るためのロジックツリーです。
別名「イシューツリー」とも呼ばれ、イシュー(論点)に対する「how(どのようにして?)」を繰り返すことで解決策を探っていきます。

通常、whyツリーの後に用いられます。
Whyツリーにて「真の問題」が明らかになっていなければ「論点(イシュー)にズレが生じてしまいます」ので、順番を間違えないことがポイントです。

また、whyツリーは複数のロジックツリーを描くことになります。
Whyツリーは解決策を探るためのロジックツリーですので、「問題の数だけのロジックツリーを描く必要がある」ということになります。

以下、howツリーの具体的な作り方を説明していきます。

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【Step0】適切なwhyツリーが描かれていること

Howツリーは、イシュー(論点)ありきのロジックツリーです。
Whyツリーが適切に描かれていることが前提条件であり、イシューが的外れであるとhowツリー自体が無意味なものとなってしまいます。

  • whyツリー:真の問題を見つけだすためのツリー
  • howツリー:解決策を見つけだすためのツリー

whyツリーあってのhowツリーなのです。

事実、whyツリーの途中からスタートするような形になります。
howツリーにて真の問題を浮かび上がらせ、真の問題の解決策を探るためにwhyツリーがはじまるようなイメージです。

【Step1】原因に対して「how?」と問いかける

真の問題を解決するために、how(どのようにして?)を問いかけます。

必ず「how(どのようにして?)」とだけ問い続けることがポイントです。
「why(なぜそのような結果になったのか?)」などの異なる問いを混在させてしまうと、有効な解決策にたどり着けなくなってしまいます。

また、とにかく解決策を出し続けることもポイントです。
頭の中を空っぽになるまで出し続けるようなイメージで、とにかく思いついたことを(そのまま)書き残していってください。

革新的なアイデアというのは、思いも寄らないところから出てくるものです。

【Step2】グループ分けと構造化

解決策をグルーピングしていきます。
whyツリー作成時に大枠のグルーピングはできているはずですので、ここでのグルーピングは詳細を詰めていくようなイメージになります。

構造化に関しても、whyツリー作成時と(ほぼ)同様の作業となりますので、悩むことなく構造化を進めていけるはずです。

また、この段階で計画を練る必要はありません。
解決策の目星がついてくると、ついつい計画(どのようにして解決策を実施していくのか?)にまで考えが及んでしまうものですが、ここでの計画は意味がありません。

無駄な作業になってしまう恐れがあるため、構造化までです。

【Step3】解決策の有用性を検証する

導き出された解決策をそのまま実行してはいけません。

howツリーにて導き出された解決策は、あくまで仮説です。
仮説は検証することによって意味のある「解決策」となりますので、仮説の有意性を調査・検証していく必要があるのです。

調査・検証には、様々な方法が用いられます。
一般的な調査・検証方法には、①実験、②観察、③内省、④アンケート調査、⑤インタビュー調査、⑥文献調査などがあり、最適な方法を選ぶ必要があります。

また、「量的調査か? 質的調査か?」など、複数の考慮すべきポイントがあります。

まとめ

howツリーは、解決策を探るためのロジックツリーです。
whyツリーにて浮かび上がった真の問題に対して、「how(どのようにして?)」と問いかけることで解決策を探っていきます。

論点がずれていないことがポイントです。
whyツリーが適切に行われていないと、的外れな真の問題をイシューとする「無意味な論理の組み立て」になってしまうリスクがありますので注意が必要です。

また、howツリー(イシューツリー)にて導き出される解決策は、あくまで仮説の域をでません。必ず、仮説の有意性を確かめる調査・検証を実施する必要があることを忘れてはいけません。