ホエイプロテインのデメリット? メリットばかりとは限らない。

ホエイプロテインは、優れたサプリメントです。
(消化・吸収が速く)血中アミノ酸濃度を速やかに高めることができますので、アミノ酸を骨格筋に素早く供給することができます。

また、免疫機能を強化する作用もあります。

しかし、デメリットがあることも事実です。
デメリットというと、多少、誤解を招きかねない表現にはなってしまうのですが、メリットとデメリットは表裏一体です。

ホエイ(乳清)の特徴を正しく把握しておく必要があります。

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血中アミノ酸濃度

ホエイプロテインは、消化・吸収の早いプロテインです。
消化・吸収が速やかに行われるため、血中アミノ酸濃度が上昇しやすく、骨格筋に対してアミノ酸を素早く供給することができます。

しかし、メリットばかりでもありません。
消化・吸収の速いホエイプロテインには、「エネルギー源として利用されやすい」という特徴があります。

摂取直後には骨格筋のタンパク質合成を強く刺激するのですが、摂取数時間後には血中アミノ酸濃度は低下し、タンパク質合成が刺激されにくくなっていきます。

ホエイプロテインは、起床直後、トレーニング前、トレーニング後など、「速やかに血中アミノ酸濃度を高めたいタイミング」に対して、ピンポイントで利用すべきサプリメントだということができます。

お腹を壊す?

ホエイプロテインでお腹を壊す方は少なくありません。
少量であれば問題のない場合であっても、摂取量が増えていくに従って「お腹を壊す」「おならが臭くなる」などの問題が起こりやすくなります。

これは、乳糖不耐症によるものです。
ホエイプロテインには(多少なりとも)乳糖が含まれているため、乳糖の分解が不得意な体質である場合にはお腹を壊しやすくなります。

残念ながら、日本人の多くは乳糖が苦手です……。

乳糖不耐症とは、乳糖を分解する酵素が少ない、または欠損している体質のことを指します。

しかし、全てのホエイプロテインがNGであるわけではありません。
タンパク質含有量の高いホエイプロテイン(WPI)などでは、乳糖の含有量は微々たるものになりますので問題が起こらない場合もあります。

まとめ

ホエイプロテインは、効果的なプロテインです。
血中アミノ酸濃度を速やかに上昇させますので、(トレーニング直後などでは)効果的に骨格筋のタンパク質合成を刺激することができます。

しかし、ホエイプロテインには「消化・吸収が速く、素早く血中アミノ酸濃度を上昇させる」という特徴がある一方、「エネルギー源として利用されやすく、血中アミノ酸濃度の維持は難しい」という特徴もあります。

メリットとデメリットは、表裏一体なのです。

また、プロテインは必須サプリメントでもありません。
食事からのタンパク質摂取が「体重1kgあたり1.6gを超えている」場合には、ほとんど効果がないことも確認されています。

あくまで、不足分を補うものであるということです。