ストレッチの代表的な2種類。スタティックとダイナミックの違い。

ストレッチは、大きく2種類に分けることができます。
それが「スタティック・ストレッチ(静的ストレッチ)」と「ダイナミック・ストレッチ(動的ストレッチ)」です。

  • スタティック・ストレッチ(静的ストレッチ)
  • ダイナミック・ストレッチ(動的ストレッチ)

筋肉は、動かさないことで緊張が強まります。
ストレッチをすることによって(筋肉の)余分な緊張が取り除かれ、関節の可動域が広がることになります。

以下、2種類のストレッチについて説明していきます。

スポンサーリンク

スタティック・ストレッチ

静的ストレッチの特徴は、ゆっくり伸ばすことです。
お風呂上がりなどの「筋肉が温まっているタイミング」で実施することで、無理なく筋肉を伸ばすことができます。

急激に伸ばそうとしても、筋肉は伸びません。
筋肉には筋紡錘というセンサーがついているため、急激に伸ばそうとすると反射的に筋肉が収縮してしまう(伸張反射を起こしてしまう)のです。

伸張反射を起こさないためにも、スタティック・ストレッチでは「痛気持ちのいいと感じられるくらいの強度」でゆっくり伸ばしていく必要があります。

一点だけ、注意すべきポイントがあります。

スタティック・ストレッチでは、一時的な筋力低下が起こります。
しっかりと筋肉を伸ばすと筋力発揮に関わる神経細胞がうまく働かなくなるため「ストレッチ後45分ほどは最大で30%の筋力低下が起こる」ことが確認されています。

運動前にスタテック・ストレッチを実施するのであれば、一部位につき「20秒以内」であることを心がける必要があります。

ダイナミック・ストレッチ

動的ストレッチの特徴は、動かしながら伸ばすことです。
腕や脚を回すような動きで関節の可動域を広げていきますので、血流の循環が促されやすく、ウォームアップなどに適しています。

また、ダイナミック・ストレッチには「神経の仕組みによって脱力しやすい」という特徴もありますので、スポーツ動作のパフォーマンス向上にも期待がもてます。

デスクワークの息抜きにもおすすめです。

運動不足になると体幹(コア)の筋肉がこりかたまります。
ダイナミック・ストレッチ(動的ストレッチ)を実施することで、筋肉の緊張がほぐれてリフレッシュできることになります。

まとめ

ストレッチには大きく2種類があります。
それがスタティック・ストレッチ(静的ストレッチ)とダイナミック・ストレッチ(動的ストレッチ)です。

前者は「ヨガのような動き」であり、後者は「ラジオ体操のような動き」だと考えてもらえれば分かりやすいかと思います。

ストレッチは、種類によって目的が違います。
筋肉の(根本的な)柔軟性を高めたいのであればスタティック・ストレッチが適しており、ウォームアップが目的なのであればダイナミック・ストレッチが適しています。

目的を見失わないことがポイントです。