青汁の摂取には、メリットがあります。
青汁とは、緑色をした野菜ジュースの総称です。
一般的にはケールや大麦若葉などが原料として利用されていますが、メーカーによっての違いがありますので、すべての青汁に同様の効果が期待できるワケではありません。
主な効果としては、以下のようなものが挙げられます。
- ビタミンやミネラルの補給
- 便秘改善効果
- 環境汚染物質の体外排出を促進
- 免疫力の向上
- 高い抗酸化作用
青汁の効果は、野菜摂取の効果と言い換えることができます。
青汁に特有の効果があるわけではなく、野菜不足(または補助的なハーブ類など)を補うためのサプリメントだということです。
野菜不足の解消
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「野菜不足=ビタミンとミネラルの不足」
・・・だと安易に考えてしまう人も少なくありませんが、野菜の栄養素はビタミン&ミネラルだけではありません。
食物繊維をはじめ、フィトケミカルやクロロフィルなどの重要な栄養素が含まれています。
- 食物繊維:ヒトの消化酵素では消化されない難消化性成分
- フィトケミカル:植物性食品に含まれる香り、色、苦み
- クロロフィル:光合成を行う生物にある緑色の色素
これらの成分は、野菜不足によって不足することになります。
野菜不足を解消するためには、「野菜を食べる」か「これらの栄養素をサプリメントで補う」しかありません。
解毒作用や抗酸化作用
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三大栄養素や五大栄養素という言葉を耳にしたことがあるはずです。
- 三大栄養素:タンパク質、脂質、糖質
- 五大栄養素:+ビタミン、ミネラル
- 六番目の栄養素:食物繊維
- 七番目の栄養素:フィトケミカル
食物繊維は六番目の栄養素として、フィトケミカルは七番目の栄養素として注目されています。
フィトケミカル(ポリフェノール類、イソチオシアネート類、カロテノイド類)には、強い抗酸化作用があります。活性酸素による遺伝子へのダメージやタンパク質の変成を防いでくれるということです。
また、クロロフィルには抗炎症作用や抗酸化作用の他、有害ミネラルを体外に排出する作用があることが確認されています。魚介類(マグロやサバなど)を多く食べる日本人には特に重要な栄養素だといえます。
まとめ
もちろん、理想的なのは積極的に野菜を食べることです。
しかし、忙しい毎日の中で多種多様な(色とりどりな)野菜類を準備するのは難しく、どうしても偏った食事になってしまうこともあるはずです。
であれば、補助的に青汁を使うことも悪い選択ではありません。
ちなみに(2017年11月時点での)僕は、パラダイスハーブのエナジーグリーンを常備しています。微量ですが、アダプトゲンハーブが含まれている青汁です。