YouTenのインクラインベンチをレビューします。
安いインクラインベンチを探していて、このベンチにたどり着きました。
それ以前はボディメーカー製のフラットベンチを使用していたのですが、大胸筋上部のボリューム不足に悩まされ、必要に迫られて購入することになりました。
しかし、購入直後からの半年ほど、筋トレができない期間がありました。
このことからも、実質使用期間約半月ほどでのレビューとなります。経年劣化を伴う感想など、情報不足になってしまう点はご了承ください。
外観
価格帯を考慮すると、高級感のあるインクラインベンチです。
特にフレーム部分のハンマートーン塗装は、上位クラスのインクラインベンチよりも重厚感があります。
パソコンのモニターで見るよりも良い印象です。
しかし、シート部分はチープな感じがします。
シート部分の素材はPVC(ポリビニールクロライド=一般的な合成皮革)ですので、ある程度は仕方がありません。
基本スペック
基本スペックは以下の通りになります。
- 本体サイズ:横約480mm×長さ約1280mm×高さ約460~1090mm
- 重量:約21.5kg
- 耐荷重:約300kg
- 素材:スチール、ウレタン、PVC、他
注意点としては、「背部の角度が約70度まで」であることと「シート高が約460mm」あることです。前者はショルダープレスなど、後者はベンチプレスなどで気になる方もおられるかと思います。
使用感
使用感に関しては、おおむね満足しています。
もちろん、細かな点を挙げていけばキリがありません。
強いて気に入らない点を挙げるとすれば、「シート高が約460mm」あることになるのですが、これに関しては購入時に確認していたことですので納得しています。
僕の身長は173cmです。
一般的な成人男性の身長なのですが、いかんせん、足が短いという身体的特徴があるためか? ベンチの高さは420mmほどがベストだと感じています。
しかし、ベンチ高420mm前後のインクラインベンチを探すと、どうしても5万円前後の価格帯になってしまいますので、「妥協してYouTenインクラインベンチを購入した」という経緯があります。
まとめ
YouTenインクラインベンチは、おすすめできるインクラインベンチです。
2017年11月現在、同じ価格帯のインクラインベンチと比べると、総合的にみて頭ひとつ抜けているような印象を受けます。
しかし、「多少の無理をしてでもベンチ高420mm前後のインクラインベンチを購入しておけば良かったかな?」と思うことがあることも事実です。
この辺は、個人の主観によるところが大きくなります。
初めてのインクラインベンチで、「とにかく安く、それなりに使えるインクラインベンチを購入したい」と考えているのであれば、選択肢に入れても後悔はないかと思われます。
今、選ぶなら?
◇
2018年4月現在、これから購入するのであれば「YouTenインクラインベンチ」は選ばないかもしれません。・・・というのも、同価格帯で高さ42cmのインクラインベンチが販売されているためです。
リーディングエッジ インクラインベンチ
- サイズ:幅54×長さ125×高さ42~123cm
- 重量:約18kg
- 耐荷重:300kg
現物を使用していないため、心から購入をおすすめできるとは言えないのですが、(僕自身が)これからインクラインベンチを購入するのであれば、こちらを選んでいたはずです。
- 高さ42cmで足つきが良い
- 補強フレームが良さそう
補強フレームに関しては、腹筋トレを考慮しています。
多くのトレーニングベンチは、レッグレイズ系の種目(ドラゴンフラッグやペルビスレイズなど)でシートがたわんでしまいます。
しかし、リーディングエッジのインクラインベンチはシート外周を覆うように3cmの補強フレームが入っているため、背もたれの破損を気にすることなくトレーニングに集中できるはずです。
わりと真面目に、「このベンチが欲しいな」と思っています。