ダンベル筋トレには、リストストラップが必要です。

自宅でのダンベルトレーニングを計画している場合、ダンベルとインクラインベンチ(もしくはフラットベンチ)を購入するはずです。そして、同時にトレーニンググローブを選択肢に入れている方も少なくないのではないでしょうか?

しかし、本当に必要(使える)のは、トレーニンググローブよりもリストストラップ(もしくはパワーグリップ)です。使用重量が大きければ大きいほど、リストストラップの必要性は増していくことになります。

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対象筋への刺激

握力が耐えられなくなると、対象筋への刺激が不十分になります。

トレーニング初期は握力が耐えられるほどの負荷でも筋肉を成長(筋肥大)させることができますが、漸進的過負荷(漸進的オーバーロード)の原則に従ってトレーニングを継続していると、いずれは握力が耐えられなくなります。

漸進的過負荷(漸進的オーバーロード)とは、「筋力レベルの増加に合わせてトレーニング強度を上げていかなければならない」というトレーニングの原則です。

特に大筋群の場合、(一般的な成人男性であっても)片手で20~40kgほどの重量を支える必要があります。握力を補助しなければ「対象筋がオールアウトする前に、握力がオールアウト」してしまうことになります。

当然、対象筋への刺激が不十分になりますので、トレーニング効果も不十分なものとなります。

トレーニングの質

握力を補助することで、トレーニングの質が向上します。
筋力トレーニングでは、「どの筋肉をどのように動かしているのか?」を意識することでトレーニング効果が大きくなります。

これを、意識性の原則と呼びます。

把持力(握ったモノを離さないようにこらえる力)に不安があると、対象筋への意識が分散してしまいますので、トレーニング効果は小さなモノとなってしまいます。

補助器具を使わずに、「把持力も同時に鍛えた方が合理的なのでは?」
・・・と思われるかもしれませんが、特異性の原則の観点から考えても、効果的ではありません。

「二兎を追う者は一兎をも得ず」のような状態になりかねないのです。

特異性の原則とは、「トレーニング効果は与えられた刺激によって変わり、目的に合わせた運動条件を選択する必要がある」というトレーニングの原則です。

これらのことからも、把持力に不安を感じてトレーニングの質が低下してしまっては意味がなく、把持力を補助するためのトレーニングアイテム(リストストラップやパワーグリップなど)は積極的に活用していくべきなのです。

まとめ

ダンベルトレーニングには、リストストラップが必要です。
使用重量に対して把持力(握ったモノを離さないようにこらえる力)が負けてしまう状態では、対象筋を効果的に刺激することはできません。

トレーニングの質へも影響を与える問題ですので、多少でも把持力に不安を感じる重量であれば、迷うことなくリストストラップを使用するべきです。

リストストラップかパワーグリップかで悩むかもしれません。
どちらを選んでも問題はありませんが、(価格の面からも)まずはリストストラップから試してみることをおすすめします。

僕は(どちらも購入した上で)リストストラップを好んで使用しています。