音楽の運動への影響力。トレーニングに対するメリットとデメリット。

音楽には、運動に対する影響力があります。
適切な音楽を選ぶことによって、トレーニング中に感じる苦痛を軽減させることができますし、有酸素運動などでは無意識に運動強度を高めることもできます。

  • 苦痛に対して鈍感になれる
  • 有益な感覚まで遮断されてしまう
  • ラジオや動画には注意が必要

しかし、必ずしもプラスに作用することばかりではありません。
音楽に集中しすぎてしまうとパフォーマンスに必要な集中力までが散漫になってしまうことが確認されています。

以下、音楽が運動に与える主なメリットとデメリットをまとめていきます。

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メリット

音楽には、運動中の苦痛を軽減させる効果があります。
これは、「ヒトが感知できる情報には限界がある」ためであり、音楽で聴覚を刺激することで苦痛を紛らわせることによるものだと考えられています。

苦痛に対して鈍くなれるということです。

聴覚や視覚に意識がいくと、そのぶん筋肉から送られる苦痛の信号に鈍感になるのです。

引用元:アレックス・ハッチンソン[著]『良いトレーニング、無駄なトレーニング』P328より

また、無意識のうちに音楽のピッチに合わせてしまうようになりますので、上手く活用すれば有酸素運動の運動強度を(無意識に)高めることにもつながります。

デメリット

音楽の影響力は、マイナスに作用することもあります。
好きな(心地よいと感じられる)音楽であればパフォーマンスは向上しますが、嫌いな音楽であればパフォーマンスは低下します。

音楽には「苦痛を紛らわせる効果がある」一方、「集中力を散漫にしてしまう効果もある」ということです。

ラジオや動画には注意が必要です。

両者には音楽以上の情報量が含まれています。
運動よりもラジオや動画へ意識が向いてしまう可能性が高く、結果としてトレーニングパフォーマンスが低下してしまうことになります。

また、有酸素運動などの場合、聴いている音楽のリズムが、運動時のピッチにも(無意識に)影響を与えます。選曲を間違えてしまうと、運動時のピッチを乱されてしまうリスクがあります。

まとめ

音楽には、運動に対しての影響力を持ちます。
上手く利用すればプラスに作用しますが、間違った使い方をしてしまうとマイナスに作用してしまうことになります。

有酸素性の運動時に適している曲と、無酸素性の運動時に適している曲は全くの別物です。音楽を上手く取り入れるためには、自分の好みに合わせた曲目リストを作っておく必要があります。

また、ラジオや動画はおすすめできません。
両者には、通常の曲(音楽)よりも多くの情報量を含みますので、運動時に必要な注意力までもが散漫になってしまう可能性があります。