アジャスタブルダンベルの仕組み。正規品とコピー品の違いについて。

アジャスタブルダンベルの仕組みを解説します。
アジャスタブルダンベル(重量可変式ダンベル)は、ダイヤルを回すことによって重量を変えられる(プレート構成を変えられる)ダンベルです。

ダンベルシャフトに付いてる突起と、プレートに付いている突起が”かかる”ことによってプレートが固定されます。

専用のトレイに置かなければダイヤルが回らない構造になっているため、トレイから外しているトレーニング中には、(ダイヤルが回ることによる)プレート落下は起こらない仕組みになっています。

プレート交換の仕組み

アジャスタブルダンベル 仕組み

アジャスタブルダンベルは、シャフトのウエイトプレート取り付け部分がダイヤルによって回転する仕組みになっており、シャフトに付いている円形プレートの突起とウエイトプレートに付いている突起がかみ合うことによって重量が変更されます。

プレート取り付け部分の突起が磨耗しない限りは、落下の心配はありません。・・・安いアジャスタブルダンベルの場合、この突起の磨耗がダンベルの寿命と直結することになるかと思われます。

トレーニング中にダイヤルが回らない仕組み

アジャスタブルダンベル 仕組み

トレーニング中にダイヤルが回転することはありません。
専用トレイに戻さなければ重量変更ダイヤルが回転しない(ロックされている)構造になっていますので、オンザニーなどで回ってしまうことはありません。

トレイに戻しても回りにくい場合は、ロックが解除されるまでトレイに押し込むようにする必要があります。中途半端に戻して無理矢理ダイヤルを回してしまうと、ロックピンの磨耗につながりますので注意してください。

正規品とコピー品の違い

アジャスタブルダンベル 仕組み

正規品とコピー品の違いは、重量精度とパーツの材質の違いです。
僕の所有しているアジャスタブルダンベルはコピー品(中国製)であるため、上記で説明したプレート部分の突起は金属製ではありません。

正規品(ボウフレックス製)の突起部分は金属です。

また、コピー品では重量誤差が大きくなります。
40kgのダンベルを購入しても、最大重量は37.5kg(実測値)にしかなりませんので重量にこだわる場合は注意してください。

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まとめ

アジャスタブルダンベルは、ダイヤルを回すことによって重量を変更できる(プレート構成を変えられる)可変式ダンベルです。

正規品とコピー品には、品質面で大きな違いがあります。
価格差(正規品はコピー品の約3倍)を考慮すると、単純比較はできないのですが、プレート落下に直結するパーツの材質だけは、どうしても気になってしまいます。

購入時には、後先のことまで考えて慎重に選ぶ必要がありそうです。

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