懸垂の運動強度は、体重に影響されます。
体重がそのまま負荷となるトレーニング種目ですので、体重が重いほど高負荷となり、体重が軽いほど低負荷となります。

「回数は運動強度にならない」ということです。

基本的に、「体重+加重=懸垂の負荷」です。
筋トレは「目的に応じたトレーニング強度(トレーニング変数)」である必要がありますので、自分の筋力を把握しておくことがポイントになります。

以下、詳細を説明していきます。

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懸垂の運動強度は日々変化

懸垂の運動強度は、体重に影響されます。
体重が増えれば難しいトレーニングになっていきますし、体重が軽くなれば簡単なトレーニングになっていきます。

懸垂は、負荷のコントロールの難しい種目だということです。

筋トレダイエットでは、この問題が顕著にあらわれます。
トレーニング初期には面白いように筋力が向上することに加え、体重が減ることによって面白いように反復回数が伸びてしまいます。

トレーニング効果はトレーニング強度によって変化します。
体重が負荷となる懸垂では、「筋力の向上によって反復回数が伸びているのか?」「体重の減少によって反復回数が伸びているのか?」の判断が難しいのです。

一般的に、「体重+加重=懸垂の負荷」とされるのはこのためです。

懸垂の負荷を調節する方法

懸垂には、ディッピングベルトが用いられます。

ディッピングベルトとはプレートを吊るすための器具です。
懸垂の負荷は「体重+加重=負荷」となりますので、ウエイトプレートを体に吊るすことによってトレーニング強度をコントロールすることになります。

体重が1.25kg減ったら1.25kg分のプレートを増やすようなイメージです。

トレーニングには、漸進性の原則があります。
筋肉(筋力)の向上に合わせて徐々に負荷を大きくしていくことによって「効率よく筋肉を成長させられる」という原則です。

この原則を外れると、トレーニング効果は停滞してしまいます。

「懸垂の負荷=体重+加重」という基本原理を無視してはいけません。
「懸垂が何回できる」という意識ではなく「何キロ(体重+加重)で何回できる」という意識が必要だということになります。

まとめ

懸垂の負荷は、「体重+加重」であらわされます。
体重70kgで5kgの加重をしているとすれば、75kgでの懸垂ということです。

特に筋トレダイエットに取り組んでいる場合、ダイエットが進むにつれてトレーニング強度が低下していくことになりますので、(懸垂のトレーニング効果を考えると)加重懸垂は必要不可欠なものとなります。

加重懸垂には、ディッピングベルトとプレートが必要です。
多少のコストはかかりますが、懸垂のトレーニング効果を最大限に享受するためには「なくてはならないコスト」となります。