有酸素運動には、バイク(エアロバイク)をおすすめします。
様々な有酸素運動の器具がありますが、ダイエットやボディメイクのために有酸素運動を取り入れるのであれば、断然、バイクが優れています。
- 運動強度の調節が容易
- 関節への負担が少ない
- 室内で飽きることなく続けられる
以下、詳細について説明していきます。
運動強度の調節
◇
バイクは、運動強度(負荷)の調節が容易です。
純粋な有酸素運動とは、軽く汗ばむ程度の軽い運動のことを指します。
激しく呼吸が乱れるほどの運動は、有酸素ゾーンをオーバーして閾値ゾーンや無酸素ゾーンに分類される運動となります。
- 有酸素ゾーン:最大心拍数の79パーセント以下
- 閾値ゾーン:最大心拍数の80~90パーセント
- 無酸素ゾーン:最大心拍数の91パーセント以上
有酸素ゾーンをオーバーしてくると、(血中に乳酸がたまってくるため)長時間の運動を続けることができなくなりますし、脂肪燃焼効率も著しく低下してしまうことになります。
スムーズな脂肪燃焼には、適切な運動強度の設定(負荷設定)が必要となるのです。
関節への負担
◇
バイクは、関節への負担の少ないトレーニング器具です。
関節は、消耗品です。
運動による関節痛の多くは、骨の連結部分、クッションの役割をしている軟骨組織がすり減ることによって引き起こされます。
しかし、ここには血管、リンパ管、神経がなく、一度磨耗したりしてすり減った場合は再生できない特性があります。少年野球で肘の関節軟骨を痛める傷害が発生しますが、絶対に避けなくてはならない傷害です。
引用元:長畑芳仁[著]『ストレッチまるわかり大事典』P24より
「有酸素運動=走ること」とイメージする方は少なくありません。
しかし、走る(ランニングする)という動作は、片脚に体重の約3倍もの負荷のかかるハードなスポーツです。
当然、関節へのダメージも少なくありません。
「関節の痛み→ダイエットの挫折」というのはよくある失敗例ですよね?
室内で人目を気にせずトレーニング
◇
バイクであれば、(室内で)人目を気にすることなく運動することができます。
有酸素運動は、最適な運動強度であることがポイントです。
想像以上に低い運動強度になりますので、人によっては(人目に触れるのが)恥ずかしいと感じてしまうことも珍しくありません。
一般的に、トレーニング初心者ほどその傾向が強くなります。
怪我や続かないトレーニングでは意味がありません。
「人目を気にすることなく、自分に最適な運動強度でトレーニングができる」ということは、トレーニング効果を得る上で重要な要素であるといえます。
また、バイク(スピンバイクなど)であれば自宅での有酸素運動が可能です。
賃貸物件だとしても、(下の階への)騒音を気にすることなくトレーニングすることができますので、自宅で有酸素運動をしたい人にもおすすめです。
まとめ
有酸素運動には、バイクをおすすめします。
特に、トレーニング初心者やダイエット目的の有酸素運動の場合、トレーニング強度の変更が容易で関節への負担の少ないバイクは、ベストな選択であるといえます。
また、バイクであれば自宅での有酸素運動が可能となります。
賃貸物件でも問題なく使えますし、一般的な有酸素運動から高強度トレーニング(HIITなど)までをカバーすることができます。
ダイエット(除脂肪)目的の有酸素運動には、バイクがおすすめです。