高強度インターバルトレーニング(HIIT)のダイエット効果とは?

高強度インターバルトレーニング(HIIT:high intensity interval training)の目的は、有酸素系と無酸素系を同時に鍛えることによる「スポーツパフォーマンスの向上」にあります。

基本的に、アスリートのためのトレーニング方法だと考えてください。

以下、高強度インターバルトレーニングのダイエットへの影響(効果)について踏み込んで説明していきます。

高強度インターバルトレーニングとは?

高強度インターバル(間欠的)トレーニングとは、短い時間で有酸素系と無酸素系を同時に鍛えることのできるトレーニングテクニックです。当然、トレーニングに伴う苦痛は計り知れないものがあります。

スポーツ経験者など、「苦痛に耐えられる人」向きのトレーニングです。

基本的な方法としては、「全速力に近い強度の運動を20秒と休息10秒を1セットとし、合計8セット実施する」のが基本的な高強度インターバルトレーニング(HIIT)のやり方となります。

一般的には、ランやバイクにて行われますが、ウエイトトレーニングのサーキットトレーニングなどのような方法でもアレンジできますので、トレーニング環境に合わせて実施することも可能です。

ダイエット効果への影響

高強度インターバルトレーニングは、ダイエットに効果的です。
これは、糖質を一気に消費できることと、トレーニング後のEPOC(運動後過剰酸素消費)を増やせることによるものです。

エネルギー消費量の大きなトレーニングですので、「どんなにキツくてもかまわないので、とにかく短時間で(有酸素運動と無酸素運動を同時に)済ませたい場合」などには適しています。

しかし、一般的なダイエットにおすすめはしません。
急激に心拍数があがりますし、運動強度が高すぎて(大きな目標のあるアスリートなどを除けば)つらすぎて継続できないはずです。

なによりも、事故のリスクを伴います。

まとめ

高強度インターバルトレーニング(HIIT)は、有酸素系と無酸素系を同時に鍛えることのできるトレーニング方法です。具体的には、「全力での20秒と休息10秒を合計8セット繰り返す」ことになります。

これによって、糖質を一気に消費することができ、トレーニング後のEPOC(運動後過剰酸素消費)を高めることができます。

しかし、カラダへの負担の大きなトレーニング方法です。
一般的なダイエット目的であればメリットは大きくありませんし、むしろ、おすすめはできない(やるべきではない)方法のひとつでもあります。

興味があるのであれば、運動強度に耐えられるだけの肉体(心配機能など)を手に入れてから試してみてることをおすすめします。

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